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ペルシャ絨毯について

ペルシャ絨毯とは?

ペルシャ絨毯は、伝統的にペルシアと呼ばれていた現在のイラン周辺で生産され続けている絨毯のことです。 ペルシア文化、芸術を代表する極めて優れた美術工芸品の一つで、その起源は紀元前の古代ペルシアにまで遡ることができます。床面の敷物だけでなく、壁飾りやテーブルクロスとしても用いられていました。

ペルシャ絨毯の分類について

ペルシア絨毯は大きく三つに分類されています。
6×4 フィート超の「カーリ (Qāli )」、6×4 フィート以下の「カーリシュ (Qālicheh )」、そして
「ゲリーム (Gelim )として知られる遊牧民の絨毯です。ゲリームには粗織りの絨毯を意味する「ジル (Zilu)」と呼ばれる絨毯も含まれています[1]。

絨毯市場においてのペルシャ絨毯の価値

ペルシャ絨毯は現在のイラン産、世界最高級絨毯の代名詞と言っても過言ではない存在です。イラン各地には数多くの名産地がありますが、中でも特に有名な産地としてイスファハン、ナイン、クム、カシャン、タブリーズが挙げられ、5大産地とも称されています。また、其々の産地の中にも有名工房と言われるものがあり、有名作家の逸品ともなれば1枚の絨毯で数億円の値がつく物もあり、絨毯としての実用的な価値を超越した美術作品と呼べるものもございます。

どこまでがペルシャ絨毯なのか?

ペルシア絨毯(ペルシャ絨毯)は現在のイランで織られる絨毯のことで、世界で最も古い歴史と伝統を誇り、敷物としての実用品でありながら、その領域を遥かに凌駕し、まさに美術品の域にまで達したいわゆる伝統工芸品であり、絨毯の最高峰といわれるものです。 ペルシャ絨毯はイラン産の絨毯を指しますが、まれにイランとその周辺のオリエント地域で同様の技法で織られる絨毯を包括して総称する場合もあるようです。しかし、その文化の歴史を考えれば全ての敷物はペルシャを源流としていると言えるので、「ペルシャ絨毯」の定義を広い範囲に拡大解釈すると区分があいまいになって全ての国で織られる絨毯がペルシャ絨毯と言えることになってしまいます。 やはりペルシャ絨毯はイラン製という「原産国」の単位を以って区分定義するのが適切であると言えるでしょう。

ペルシアとイランの関係

ペルシア(ペルシャ)は、他称の国名で、昔パールサと呼ばれていたこの地域を、ギリシア人がペルシス、ローマ人がペルシアと呼んだことに由来しています。一方、イランとは、自称で、アーリア人の地(国)といった意味をもち、国名としては1935年にペルシア(ペルシャ)からイランに称号変更しています。したがって、ペルシア(ペルシャ)とイランはほぼ同義で、ペルシア絨毯(ペルシャ絨毯)とは、イランでつくられた絨毯のことを指しています。ただし、イランで生産される絨毯、敷物を総称するものではありません。 あくまでも、古代よりペルシャの伝統的な文化に根ざして織り継がれています。ペルシア絨毯は、その洗練された意匠や卓抜した技術から、絨毯の最高峰として、欧米はもとより全世界的にも高く評価されています。また、その奥深い文化性から、ペルシア(ペルシャ)は絨毯のふるさととして万人の認めるところとなっているようです。

ペルシャ絨毯の歴史

現存している最古の手織り絨毯として、アケメネス朝ペルシアで制作されたと見られます。
古代文明パジリクで発見されたおよそ2500年前の絨毯があります。ペルシア絨毯の最初の記録は古代中国のもので、224年から651年のサーサーン朝ペルシア時代の記録です。7世紀にイスラム教圏となるまで、ペルシアでは様々な王朝が勃興、衰退を繰り返し、ペルシア絨毯にも多くの変化がもたらされたが、ペルシア絨毯の生産は途切れることなく続いていました。その後、13世紀のモンゴル帝国によるペルシア侵攻のためにペルシア絨毯は衰えていたが、イルハン朝ペルシア、ティムール朝ペルシアのもと、ペルシア絨毯は再び発展してくことになる絨毯発祥の地とも言われるペルシャ(現在のイランイスラム共和国)。 絨毯の起源はいまだ謎のままでが、ただ明らかなのは、現在の絨毯と同様の技法が確立されたのがアケメネス朝ペルシャ(BC525年にエジプトを征服、西アジア一帯を統一。)の時代に遡ると言うことだけ。特に16?18世紀初頭の頃はペルシャ文化の黄金期と言われ、すぐれた宮廷職人達により染め、織り、意匠などの考案がなされ、その当時の技術が現在まで脈々と受け継がれています。